運動とは

運動とは

本当に必要な運動 運動の目的 運動になる条件
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運動が必要なのは分かるけど…何をしたら良いんだろう?

本当に必要な運動

私の経験を通して

私も自分の身体の改善をしようと数年前に、健康を意識して身体を動かし、食べ物の質と量にこだわりはじめました。
結果、体重は減りました。が!腰の痛みや硬さ、疲れが取れないという状態は全く変わりませんでした。満足に立ったまま靴下も履けません。
痩せれば、身体を動かせば、食べる物をちゃんとすれば、痛みも硬さも少しは改善すると思っていただけに、この結果にはビックリしました。
これはやはり年齢を重ねるとある程度は仕方ないのかと半ば諦めていたころにストレッチと出会い、同時に正しい運動とはを学びました。
その結果身体の痛みは激減、柔軟性も驚くほど改善。もう靴下も余裕です。
ここで学んだのは、健康寿命を伸ばすためには、正しい食事と運動が重要だということ自体は間違っていなかったけれど、ただ身体を動かせば運動になるかというと、実はそうではなかったということが分かりました。

筋トレではない

運動は「動き」を「運ぶ」と書きます。歩行をはじめ、泳ぐや跳ねるにしても一つ一つの筋肉が動くことを次々と連動させていくことで一連の動きは生まれます。
これが健康寿命を上げるためを目的とした、本来の運動の本質です。
一方筋トレは、ある部分の筋肉だけを集中的に鍛える(負荷をかける)ことなので、厳密にいうと運動とは少し違う、と考えます。
筋トレをするのはダメというわけではなく、健康寿命を軸に考えると絶対やらなければならないことではないということです。

競技ではない

スポーツのトレーニングも、運動とは違うと考えたほうが良いです。スポーツは他の人と競い合うことです。つまり今この瞬間の競技のパフォーマンスを上げることが最大の目的です。だから未来の故障や不調に繋がっている人も少なくありません。
運動は繰り返しになりますが健康寿命を延ばすため、未来にベクトルを向けた行動なので根本的に違います。

運動の目的

体質を変える

運動は健康寿命のためと書きました。
もう少し具体的に表現すると、食事を最大限に活かすために身体の体質を変えるということです。
運動は筋力の強化というイメージが強いですが、血管を拡げたりミトコンドリアを増やしたり、骨の強化や、脳を刺激したりといった筋肉以外に対する強化のほうが遥かに影響が大きいのです。

運動になる条件

一定の◯◯

ではどんなことが運動となるのか。これは「①一定の心拍数」「②一定のリズム」「③一定の動作」で身体を動かすことだと丁寧生活では考えています。
特に心拍数が中心となります。
例えばサイクリングは有酸素運動の代表格ですが、私はストレッチに出会う前から主に自転車を移動手段として使っていました。
しかしそれでも身体が改善しなかったのは、凸凹の道や信号の有無、人が歩いていたり車が走っていたりして一定のスピード(心拍数)で走り続けられなかったからだと考えています。
おそらくこの3つの条件を満たせばどんなことも運動になるでしょうし、満たさなければ有酸素運動と言われているものでも体質を改善させる運動にはならないのでしょう。

この運動は疲れません

一定の心拍数とはどこからどこまでなのかというと、120〜130の間です。
この範囲内で身体を動かすことで体質まで影響が出てきます。
その上、実際に試していただくと体感できますが、この心拍数で動くというのは運動という言葉からイメージする以上に、とても軽い負荷です。
なので疲れません。
一回の運動を終えたあと、もう一度同じことができるよ、というレベルでやるものです。
もちろん、一番最初のころは筋肉痛等が起こるかもしれませんが、数回繰り返すだけでこの状態になれます。
仕事がある日も平気でやれるのが健康寿命に必要な本来の運動なんです。

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